妊娠中の食事のこと

妊娠中は避けるべきNG食材



妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに移行するためNGな食品と、
食中毒の危険があるためNGな食品があります。



ちなみに、NGではないけれども「妊娠中量を控える食品」というものもあります。
詳しくはこちら→「妊娠中量を控える食品」

 妊娠中NGな食品「お酒」

 

 

アルコールはお腹の赤ちゃんの発育不全などに関わるため、禁酒が原則です。
また、同様にたばこも発育不全につながります。
お酒、たばこはNGです。

 

しかし、料理酒は調理の過程でアルコールが飛ぶので大丈夫です。

また、ケーキなどに入っている洋酒は加熱していることが多く、あまり神経質になることはありません。

 

 

妊娠中NGな食品「生もの」


妊娠中は抵抗力が弱くなっているので、生ものによる食中毒に注意しなければいけません。

 

・生のお肉

生野菜

刺身

・生卵

ナチュラルチーズや生ハム

 
 
 

 

上記のものは、食中毒の危険性があるため妊娠中は注意する必要があります。

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<トキソプラズマ感染症の可能性がある生のお肉・生野菜>

トキソプラズマという寄生虫が原因の食中毒で、感染すると、赤ちゃんに運動発達などの様々な影響がでてくる可能性があります。

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生のお肉は食べないようにしましょう。中までよく焼いて食べて下さい。

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 生野菜はよく洗ってたべるようにしましょう。

食品以外では、

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ペット(特に猫)の世話に注意しましょう。
猫のふんなどにトキソプラズマ菌がいます。
ふんや、トイレの砂などには直接触らないように、手袋をするなど対策をしましょう。

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ガーデニング
土の中にもトキソプラズマ菌がいることが多く、
土いじりの後手洗いが不十分だと、そこから口へ入る可能性があります。
マスクと手袋をし、手洗いを十分にするようにしましょう。

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<その他食中毒の恐れがある刺身・生卵>

刺身
特に二枚貝(牡蠣など)はノロウイルスに感染する可能性があるので、生では食べないようにしましょう。

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生卵
サルモネラ菌に感染するおそれがあるので、しっかり加熱する必要があります。

また、サルモネラ菌は卵の殻にもいることがあるので、卵を触った後は、しっかり手を洗うことが大切です。

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<リステリア感染症による食中毒の可能性があるチーズ類>

リステリア菌は、感染すると赤ちゃんの敗血病や、流産・死産の原因になる可能性があります。

 

ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモンは注意!

リステリア菌のは、冷蔵庫内でも増殖します。
十分な加熱をすると大丈夫ですが、できれば食べないようにすることをおすすめします。

 

日本で売られているナチュラルチーズは加熱していますが、輸入されたものに関しては注意が必要です。

 





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